夏のおでかけ時の車内温度は危険!なぜこんなに暑くなるの?
夏場の駐車時には、エンジンを停止してからわずか30分で車内温度が約45℃に達することがあります。この急激な温度上昇の主な原因は、直射日光によるものです。日光は車のボディを直接熱し、窓ガラスを通じて入る光も内部で熱となります。特に、シートやダッシュボードなどの内装は太陽の熱を吸収しやすく、これが車内温度の上昇を加速します。
車内は気密性が高く設計されているため、これらの熱が外に逃げることなく内部に蓄積し続け、その結果、非常に高温になることがあり非常に危険です。したがって、駐車する際には、日陰を選ぶ、窓に日よけを設置するなどの対策を講じることが必要です。
参照:[Q] 晴天下(炎天下)のクルマの室内はどのくらい温度が高くなりますか? 夏編
赤ちゃんは熱中症になりやすい?
赤ちゃんは体温の調節が上手くできないため、熱中症になりやすいです。車の中は、エアコンが切れると夏の日にはすぐに暑くなります。車を停めるなら、日陰の場所を選び、窓には日よけをして車内の温度上昇を出来る限り防ぎましょう。
参照:熱中症環境保健マニュアル 2022|環境省
赤ちゃんの熱中症のサインは?初期症状を見逃さないで!
赤ちゃんは「のどが渇いた」という感覚を訴えることができません。そのため、普段と異なる様子に気付くことが、熱中症を防ぐために非常に重要です。
赤ちゃんの熱中症の初期症状には以下のようなものがあります:
- 触れてみてほてっている感じがする。
- 唇や口の中が乾いている
- 吐き気・嘔吐
- 元気がない、ふらふらしている
- おしっこが出ない
- 泣き声が弱々しい、または泣かない
熱中症を疑ったら、次の応急処置を試してください:
- 赤ちゃんを涼しい場所に移動させます。
- 衣服を軽くして、体温を下げる努力をします。
- 軽く水分を与えることができる場合は、母乳や水分を少しずつ与えてください。
これらの対策でも状態が改善しない場合は、すぐに病院へ連れて行き、医師の診察を受けることが重要です。赤ちゃんの安全と健康を守るために、これらのサインに敏感でいてください。
参照:乳幼児の熱中症を予防しましょう|弘前市保健センター
熱中症の応急処置を知っておこう
水分を取る:
- 乳児の場合: 母乳やミルクをこまめに与えてください。これらには赤ちゃんが必要とする水分が含まれています。
- 幼児の場合: 子供用のイオン飲料や麦茶、ジュースなどを飲ませて水分を補給しましょう。
暑い日は特にこれらの対策を心がけて、子どもたちが熱中症にならないように注意しましょう。
参考:熱中症が疑われる人を見かけたら | 厚生労働省
参考:Vol.626 早めの熱中症予防! 症状が現れたら速やかな処置を!
おでかけの時赤ちゃんが車の中で熱中症にならないようにするにはどうしたらいい?
おでかけ時の注意点:車の駐車は直射日光を避けて車内温度の上昇を防ぎましょう
夏の日差しはとても強く、車を直射日光の下に駐車すると、すぐに車内がオーブンのように熱くなってしまいます。特に、車の窓から入る太陽の光が、車内を急速に温め、たった20分で外気温が32度の日でも車内温度が40度を超えることがあります。
参考:「日なた」と「日陰」の車内温度【JAFユーザーテスト】
この高温は、車内にいる赤ちゃんや小さな子どもにとって非常に危険です。夏の車の使用では、日陰の場所や屋根付きの駐車場を選んだり、サンシェードを窓に設置して日光を遮るなど、車内が過熱しないように工夫しましょう。
赤ちゃんを熱中症から守るために車内の温度をさげよう
駐車時の車内の温度が40度を超えることも珍しくありません。事前にエアコンを使って車内の熱気を冷ましましょう。また、赤ちゃんが快適に過ごせるように、ドライブ中も適切な温度が保たれるようエアコンの設定に注意してください。
さらに、窓にサンシェードを設置することも有効です。これにより、直射日光が車内に入るのを防ぎ、温度の急激な上昇を抑えることができます。
赤ちゃんを熱中症から守るために車内の温度をさげよう
駐車時の車内の温度が40度を超えることも珍しくありません。事前にエアコンを使って車内の熱気を冷ましましょう。また、赤ちゃんが快適に過ごせるように、ドライブ中も適切な温度が保たれるようエアコンの設定に注意してください。
さらに、窓にサンシェードを設置することも有効です。これにより、直射日光が車内に入るのを防ぎ、温度の急激な上昇を抑えることができます。
チャイルドシート自体の温度を下げる
チャイルドシートの温度を下げるための効果的な方法の一つとして、保冷剤の使用があります。保冷剤をチャイルドシートに設置することで、直接的にシートの温度を下げることができます。この際、保冷剤が直接肌に触れないようにタオルやシートカバーでくるんで使用すると安全です。
おでかけ時のチャイルドシートの暑さ対策グッズとその使用方法
保冷剤
出典:amazon.co.jp
夏の暑い日には、保冷剤や氷を使った冷却がとても効果的です。特に、首、わきの下、脚の付け根など、体の太い血管が集まる部分を冷やすと良いでしょう。これらの部分を冷やすことで、冷えた血液が体内を循環し、体全体が涼しく感じられます。
ただし、保冷剤は使用していると内部のジェルが溶けてなくなることがありますので、外出時は予備の保冷剤を保冷バッグに入れて持ち歩くことを忘れないでください。このような対策を取ることで、暑い季節でも快適に過ごすことができ、熱中症などのリスクを軽減することが可能です。
保冷シート
保冷剤やジェルパッドを冷凍庫で冷やし、保冷シートに入れて敷きます。これを赤ちゃんの背中や後頭部の下に配置することで効果的に冷やします。
サンシェード
車内に直射日光が入ると、チャイルドシートはすぐに熱を吸収してしまいます。サンシェードを窓に取り付けることで、強い日差しを遮り、チャイルドシートに直接日光が当たるのを防ぎます。
扇風機
車内用の扇風機は、エアコンの風を効率よく後部座席へと送り込むことができます。これにより、車内全体の空気の循環が改善され、特にチャイルドシートに座る子どもが直接涼しい風を感じられるようになります。また、エアコンだけでは届きにくい後部座席の角々まで風を行き渡らせることができます。
エアラブを使えばチャイルドシートの暑さ対策は安心!
エアラブって何?(チャイルドシートや様々なベビーカーにも利用可能)
airluv(エアラブ)は、ベビーカーや車用のチャイルドシートなどに取り付けるファン付きクールシートです。 バウンサーからベビーカー、チャイルドシートまでお子様の成長シーンにあわせて利用可能な製品となっております。
頭部から背中、お尻までしっかり風を伝えます
足元裏面に搭載されたファンから生じる風が、23カ所(※airluv4の場合)のエアホールを通じて赤ちゃんの全身に届けます。この独特な設計により、頭部から背中、さらにはお尻まで、赤ちゃんの体の各部位に均等に涼しい風が送れます。
エアラブのシートは汗の分泌を抑える特殊シート
エアラブのシートは特殊製法で作られた4層3Dメッシュ生地です。この革新的な生地は体圧を分散し、快適性を高め、汗の発生を最小限に抑える事ができます。
エアラブは空気清浄機能がついてるから、きれいな空気をお子さまに
エアラブは、poled独自の技術によって開発された特別なオールシーズン清浄フィルターを搭載しており、これが周辺の空気を清浄し、PM2.5を含む有害な微粒子を効果的に浄化します。(※空気清浄はLollipop,Oreoのみの機能となります。)
風は強い、だけど静か。静音設計でお子さまの睡眠を守ります。
エアラブのモーターは、およそ35dbという低騒音レベルで動作します。この音量は、図書館の静けさに匹敵し、赤ちゃんがぐっすりと眠ることを妨げません。
SNSでも話題
猛暑対策の必須アイテムとして瞬く間にSNSで話題となり、その人気はあまりにも高く、一時はどこもかしこも売り切れ状態になっておりました。
「まさかのエアラブ再販!この夏買って良かったナンバーワンアイテム」
「夏にバズりまくって売り切れてたエアラブの冬バージョンがでたぁぁ!!」
「ママさん全員マストじゃない?」
など、2023年の再販時にはSNS上で多くの嬉しいお声を頂いております!
チャイルドシートの暑さ対策まとめ
車内でのチャイルドシートの暑さ対策は、夏のおでかけを安全で快適にするために不可欠です。特に、車が停車中に日に晒されると、車内温度は急速に上昇し、30分で約45℃に達することもあります。この高温が特に赤ちゃんや小さな子どもたちには危険で、熱中症のリスクを高めます。
赤ちゃんは体温調節が未発達であり、「のどが渇いた」というサインを伝えることができないため、異常を見逃さないように注意が必要です。初期症状としては、体が異常に熱く感じる、唇や口が乾燥している、吐き気や嘔吐、元気がない、おしっこが出ない、泣き声が弱いなどが挙げられます。これらのサインを認識し、すぐに涼しい場所へ移動させ、軽く水分を与えるなどの応急処置を行い、必要な場合は速やかに医療機関へ連れて行くようにしましょう。
チャイルドシート自体の温度を下げるためには、保冷剤や冷却ジェルパッド、サンシェード、扇風機の使用が効果的です。これらは直射日光を遮ったり、エアコンの風を効率良く送り込んだりして、車内の環境を改善します。特に保冷剤やジェルパッドは、チャイルドシートに直接設置することで、子どもの体を直接冷やすことができ、長時間のドライブでも安心です。
また、エアラブのような革新的なクールシートならベビーカーやチャイルドシートに対応しており、全身に均等に冷たい風を送り届けることができます。これらの暑さ対策は、夏場の車移動をより安全で快適にするために極めて重要であり、特に小さな子どもがいる家庭では必ず行うようにしましょう。