年々、気温が35℃以上になる猛暑の日数が増加傾向にある日本。赤ちゃんは体温が高いだけではなく、大人よりも地面に近いため、より暑さを感じやすい環境にいます。 赤ちゃんを夏の厳しい環境から守り、安全に楽しく外出するにはどういった対策が必要なんでしょうか。
参照:気象庁:4.9 大都市における猛暑日日数の長期変化傾向
今回の記事では、赤ちゃんを熱中症から守るポイントと、夏の暑さ対策に欠かせないおすすめグッズ7選を紹介します。中でも注目の「airluv(エアラブ)」について、その機能と魅力をお伝えしていきます。
猛暑に注意!ベビーカーの中は想像以上に熱い
夏の暑さは私たち大人でも厳しいものがありますが、ベビーカーの中の赤ちゃんにはさらに危険な環境になることがあります。猛暑の日にベビーカーを使用して外出するパパやママは特に注意が必要です。
気温が27℃だとベビーカーの中は30℃超え
夏場は気温が27℃の日でも、ベビーカー内の温度は30℃を超えることがあり、ベビーカーの使用は特に注意が必要です。
ベビーカー内の温度が高くなる主な理由は、夏の強い日差しとアスファルトからの放射熱です。ベビーカーは地面に近い位置にあるためアスファルトが日光を吸収して熱くなり、その結果、放射熱として周囲の空気を温めベビーカー内の温度を高めます。
そのため、夏の外出時は、ベビーカー内の温度上昇によるリスクを常に意識し、適切な対策を講じることが大切です。
赤ちゃんの熱中症に気を付けて!猛暑日のべビーカー使用の5つの注意点
夏の猛暑は、熱中症や脱水症状などの危険が伴います。しかし、どうしても外出しなければならない時もありますよね。そのような時に役立つ、猛暑日でも安全に外出するための5つの注意点をご紹介します。
夏は11時から16時の外出は避けて!
夏の平均気温が30度を超える11時~16時の時間帯は、熱中症や日射病のリスクを高めるため、できるだけ外出を避けるべきです。夏場の外出は、朝早くや夕方以降の涼しい時間帯を選びましょう。日差しが和らぎ、気温も比較的低いため、外出時の熱中症や脱水症状になるリスクを減らすことができます。
参照:気象庁:東京(東京都) 8月 平年値(日ごとの値) 詳細(気温)
日中はどのような格好で出かければいい?
熱中症から赤ちゃんを守るためにも、衣類はコットン素材がおすすめです。
コットン素材は通気性がよく、汗を素早く吸収し乾かす速乾性の高い素材かつ、赤ちゃんの肌にも優しいため、人気の素材にもなっています。
汗をかいたらすぐ着替えよう!
赤ちゃんは大人に比べて汗をかきやすく、その汗があせもの原因となることがあります。そのため、赤ちゃんにとっては「汗をかいたらすぐに着替える」ことが重要です。
また、汗をかいた状態で冷房の効いた部屋に入ると、急激に体温が下がりすぎてしまうことがあります。体温の低下は赤ちゃんの体に負担をかけ、体調を崩す原因になります。
赤ちゃんの紫外線対策は忘れずに!
紫外線は、皮膚がんをはじめとするさまざまな肌トラブルの原因となり得るため、赤ちゃんのうちから紫外線対策をすることが重要です。特に赤ちゃんの肌は、大人に比べて柔らかく敏感であるため、少しの紫外線でも日焼けしやすく、肌へのダメージが大きいです。「日中の外出は避ける」「帽子を活用する」などして上手に紫外線を防ぎましょう。
パパとママは知っておいて!赤ちゃんの熱中症の症状とそのサインと行うべき行動とは?
夏の暑い日々は、私たち大人だけでなく、赤ちゃんにとっても大きな試練です。特に赤ちゃんは熱中症になりやすいため、親として知っておくべき症状やサイン、そして対処法を理解しておくことが非常に重要です。
赤ちゃんは熱中症になりやすいの?
赤ちゃんや乳幼児、幼児を含む子どもたちは体温調節機能がまだ未発達なため、熱中症になりやすく、パパとママが注意深く様子をみてあげることが必要です。
また、赤ちゃんは暑さを感じてから汗をかくまでの時間が長いため、体内に熱がこもりやすく、結果として体温が急速に上昇してしまいます。この体温の上昇が、熱中症のリスクを高める主な原因の一つです。
赤ちゃんの熱中症の症状は?
赤ちゃんが熱中症になりかけているかもしれないときに見られる初期症状を挙げます。
熱中症の初期症状
- ・触れてみて異常に暑い感じがする。
- ・赤ちゃんの唇が乾燥していたり、舌が乾いている。
- ・食欲がない、または食べたものを吐き出す。
- ・元気がない
- ・ふらふらしている
- ・おしっこが出ない
- ・泣く声に力がない
- ・泣かない
これらのサインに気付いたら、すぐに対応することが大切です。
パパやママが何か変だと感じたら、以下の応急処置を試してください。
熱中症の応急処置を知っておこう
熱中症から身を守るためには、「体を冷やす」と「水分を補給する」の2つが非常に重要なポイントです。
身体を冷やす方法
- ・屋外の場合:涼しい日陰や、風通しのよい場所に移動させることが重要です。直射日光を避けることで、体温の上昇を防げます。
- ・屋内の場合:エアコンの効いた涼しい部屋へ移動させてください。部屋の温度を快適に保つことで、体温の急激な上昇を避けられます。
水分補給の重要性
- ・乳児の場合:母乳やミルクが最適です。これらには、乳児が必要とする水分はもちろん、塩分や糖分なども含まれています。暑い日は、通常よりも頻繁に授乳することを心がけましょう。
- ・幼児の場合:乳幼児用のイオン飲料や、いつも飲んでいる麦茶やジュースなどを与えてください。
熱中症の予防と対策において、体を効果的に冷やし、適切な水分補給を行うことが大切です。これらの基本的な対策を忘れずに、夏の暑い日も赤ちゃんや幼児が健康に過ごせるようにしてください。もし熱中症の症状が改善しない場合は、直ちに医療機関への受診を検討してください。
ベビーカーの暑さ対策のおすすめグッズ7選
夏に赤ちゃんをベビーカーで連れ出す際は、暑さや強い日差し、アスファルトからの照り返しが大きな心配事ですが、そんな状況でも赤ちゃんが快適にすごすためのおすすめの対策グッズをご紹介します。
ベビーカーの暑さ対策グッズ
夏の炎天下でのお出かけは、特に赤ちゃんを連れている場合、暑さ対策が必須です。
暑さ対策グッズを紹介します!
保冷剤
ベビーカー内のシートの隙間に入れたり、タオルにくるんで使用します。首、わきの下、脚の付け根などの部位を冷やすことで、体内から涼しさを感じさせます。外出時には予備の保冷剤を保冷バッグに入れておくと一日中快適です。
保冷シート
出典:amazon.co.jp
保冷剤やジェルパッドを冷凍庫で冷やし、保冷シートに入れて敷きます。これを赤ちゃんの背中や後頭部の下に配置することで効果的に冷やします。
ファン(扇風機)
ベビーカーの高い位置から風を送ることで、地表からの熱気を避けます。水で濡らしたタオルや帽子を扇風機の風にさらすと冷却効果が高まります。赤ちゃんが手を伸ばしても届かない位置に設置しましょう。
※保冷剤、保冷シート、ファン(扇風機)は赤ちゃんの体温を下げすぎる可能性もあるので、赤ちゃんの様子をよく見ながらご利用してください。
ベビーカーの日差し・照り返し対策グッズ
夏の強い日差しは、赤ちゃんの敏感な肌を保護する上で気になりますよね。
紫外線や照り返しからの暑さ対策グッズを紹介します!
サンシェード カバータイプ
出典:amazon.co.jp
直射日光を避けたいときに便利です。ベビーカーに装着するだけで、真上や左右からの日差しをガードします。お使いのベビーカーに合うサイズか事前に確認が必要です。
サンシェード カバータイプ網タイプ
出典:amazon.co.jp
ベビーカー用の網タイプサンシェードは、ベビーカーにすっぽり被せることができ、真上や左右からの直射日光を効果的に遮断します。さらに、網構造が蚊帳の役割を果たし、虫の侵入を防ぐため、夏のアウトドア活動において赤ちゃんを全面的に保護できます。網タイプのサンシェードは、紫外線対策と虫除けの両方の機能を兼ね備えているため大変便利です。
注意点
この網タイプのサンシェードを使用する際にはいくつかの注意点があります。まず、ベビーカーの乗り降りのたびにサンシェードを装着し直す必要があるため、少々手間がかかります。また、網で覆われることを嫌がる赤ちゃんもいるため、赤ちゃんの様子を見ながら使用することが重要です。
また、サンシェード内は熱がこもりやすい傾向があるので、ベビーカー内部の温度は逐一確認をすることをおすすめします。
日よけUVブランケット
出典:store.shopping.yahoo.co.jp
ブランケットタイプは、その柔軟性により、ベビーカーだけでなく、室内のお昼寝時やチャイルドシート、さらには抱っこしている時にも使用できます。この多機能性により、赤ちゃんを日差しの危険から守りながら、外出時だけでなく家の中でも活躍する便利なアイテムとなっています。
照り返し防止シート
出典:amazon.co.jp
照り返し防止シートは、特にアスファルトやコンクリートなど、太陽光を強く反射する路面からの熱を効果的に遮断します。このシートをベビーカーの底部に取り付けることで、路面からの熱照り返しをしっかりガードし、ベビーカー内の温度上昇を和らげることができます。
赤ちゃんの健康と安全を守るためにも、適切な暑さ対策を心がけましょう。
エアラブを使えばベビーカーの暑さ対策は安心!
エアラブって何?(様々なベビーカーへの互換性、チャイルドシートにも利用)
airluv(エアラブ)は、ベビーカーや車用のチャイルドシートなどに取り付けるファン付きクールシートです。
バウンサーからベビーカーまでお子様の成長シーンにあわせて利用可能な製品となっております。
頭部から背中、お尻までしっかり風を伝えます
足元裏面に搭載されたファンから生じる風が、23カ所(※airluv4の場合)のエアホールを通じて赤ちゃんの全身に届けます。この独特な設計により、頭部から背中、さらにはお尻まで、赤ちゃんの体の各部位に均等に涼しい風が送れます。
エアラブのシートは汗の分泌を抑える特殊シート
エアラブのシートは特殊製法で作られた4層3Dメッシュ生地です。この革新的な生地は体圧を分散し、快適性を高め、汗の発生を最小限に抑える事ができます。
エアラブは空気清浄機能がついてるから、きれいな空気をお子さまに
エアラブは、poled独自の技術によって開発された特別なオールシーズン清浄フィルターを搭載しており、これが周辺の空気を清浄し、PM2.5を含む有害な微粒子を効果的に浄化します。(※空気清浄はLollipop,Oreoのみの機能となります。)
風は強い、だけど静か。静音設計でお子さまの睡眠を守ります。
エアラブのモーターは、およそ35dbという低騒音レベルで動作します。この音量は、図書館の静けさに匹敵し、赤ちゃんがぐっすりと眠ることを妨げません。
SNSでも話題
猛暑対策の必須アイテムとして瞬く間にSNSで話題となり、その人気はあまりにも高く、一時はどこもかしこも売り切れ状態になっておりました。
「まさかのエアラブ再販!この夏買って良かったナンバーワンアイテム」
「夏にバズりまくって売り切れてたエアラブの冬バージョンがでたぁぁ!!」
「ママさん全員マストじゃない?」
など、2023年の再販時にはSNS上で多くの嬉しいお声を頂いております!
まとめ
猛暑におけるベビーカーの使用は、適切な暑さ対策を講じることで、赤ちゃんの健康と快適性を保つことができます。ベビーカーの暑さ対策のおすすめグッズ7選やエアラブのようなクールシートを活用することで、夏の外出がより安心で快適になるでしょう。